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>日野森 さん
積載場所に人気があるかどうか分かりませんが、着駅で降ろしやすい場所やトラックに載せ替える際の向きの問題などがあります。また冷凍機付のコンテナの場合は、冷凍機を運転する際には冷凍機部分が車端になるように積むなどの取り決めがあります。低負荷運転時とこれに対処している定温コンテナではこの限りではないようです。
コンテナの選別は、以前はコンテナ車票が入っていて、作業対象のコンテナ番号をフォークオペレータが確認しながら扱っていましたが、現在はコンテナに全部に「コンテナIDタグ」というICタグが取り付けられていて、フォークリフトが対象コンテナに近づくと、そのコンテナの行先などがディスプレイに表示されるようになっています。なので最近は本当に早いですね。
郡山貨物ターミナルではE&S(着発線荷役)を行っているのがちょっと遠目ですが見ることができます。手際の良さはびっくりするほどです。ここで見ていると、なるべく積卸ししやすい場所にコンテナがまとめて積載されるのが分かります。1332に到着する4086レなんかが見やすいですね。事前にコンテナを並べる準備もあるので、見物ならちょっと早めに行った方がよいです。週に1〜2回、30ftコンテナを積載する様子も見られます。
コンテナも細かいことをいうと色々あり、JRの19Fはメーカーによって外観が異なるので大きく分けて4種類あります。ついでにいうと側妻の2方開きなので裏表で全く見た目が異なります。
19Aのトップナンバーは試作で全く色が異なっています。ちなみに試作に続いて1,000個ちょうど量産したのでラストナンバーは1001です。
19Dは鉄道博物館に収蔵されている5001から、フォークで持ち上げた時に落っこちないようにフォークポケットにガードが取り付けられています。ところが先日19D-5006というのを見付けたらガードが付いていませんでした。ロット違いか何かなのでしょうけどもまた調べなくては……。
JRFの42AというコンテナはJR貨物が所有する唯一の30フィート有蓋コンテナで、ウィングルーフコンテナの試作で、1個のみの存在です。量産はU50A-39500番代などの私有コンテナになりました。東海道本線などでまだ使っていて、先日見掛けましたが真っ黒に汚れていました。
20Aも同じくJR試作コンテナで、量産はU20Aとなったので1個のみの存在です。量産に至っていないのか、量産では何に反映されたか分からないですが、東京貨物ターミナルには18Eというコンテナが置いてあります。中央陸橋から超望遠を使えば見えるところにあります。
全部同じに見える日本オイルターミナル(OT)の青い塗色でおなじみのタキ43000型も初期グループは試作ともいえる43000〜43036では登場時は台車が異なっていて、今でも形式標記と所有者名の標示位置が量産車と異なっています。
量産車は43100〜43485で、同時に北海道用として43500〜43514が同時に製造。その後保安対策のため台枠を200mm延長したタイプが43486〜43499、43519〜43599と製造され、さらに保安対策を強化するため、タンク体を太く短くしたグループが43600〜43644です。
日本石油輸送(JOT)所有車は黒色ですが時折移籍があるのでイレギュラー塗色が見られます。
その後ステンレスタンク体の試作が143645が1両あります。銀色タンクで台車が違うのも特徴です。それを発展させて、手スリやハシゴなどをアルミ製として軽量化し、荷重を44tにしたものが243646〜243885で、全てJOT所有で243681以降がグリーンとグレーのツートンカラーとなっています。こちらは関東では少数派になりました。
現在主流のタキ1000型は形態的にはあまり変化がないですが、OT車はスカイブルーの帯が入っていましたがなくなってしまいました。しかし、最新のものは矢羽のような模様が入ったものが限定で登場しています。JOT車は相変わらずグリーンとグレーですが、最近ベタベタとシールを貼っています。
このあたりの簡単な解説はイカロス出版の『N エヌ』や『J-トレイン』で連載してますので読んでやってください。また何か貨物関係で不思議に思ったことがあったら、掲示板でも直接メールでも構わないので、後学のために遠慮なく仰ってください。
長々と失礼しました。
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