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文芸春秋2006-5月号
特集「われらの昭和30年」の掲載記事に、さいとうたかを氏の「貸本マンガ」についてのエッセイが掲載されておりました。
この世界に入るきっかけが貸本マンガだった事、笑いや風刺を描くことには興味がなくドラマを書きたかった事、長編処女作「空気男爵」と手塚調の壁と十九のデビューの事、貸本屋のリサーチの事、観察の結果で読まれている層はブルーカラーや遊郭の女性だった事、東京に出て分業制構想と劇画工房の事、描き捲くって時代の記憶がない事、ブームのなかでの悪書とさげすまされた事、劇画の将来への確信、そして貸本の衰退、才能の分業がつくらざるえなかった理由等を 綴っておられます。一読を。
この五月号には、当時の少女漫画の表紙をかざった松島トモ子さんや関川夏央氏の「キクとイサム」についての面白きエッセイも載っています。
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