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野原将志内野手(21)が4日、真弓明信監督(56)が推す今キャンプのイチ押し選手に急浮上した。前日3日の坂井信也オーナー(61)=阪神電鉄社長=との会食の席で、巨人・原辰徳監督(51)が同・坂本勇人内野手(20)の同期である野原将に、興味を持っていることが話題に上がった模様。来季で4年目、虎期待の大型内野手として、Gの若きスターには負けられない。
虎のおかわり君として話題を集める育成出身の『祐也』の陰に隠れてきた『将志』だが、忘れちゃいけない2007年高校生ドラフト1位の逸材。ここにきて、その注目度が、急上昇だ。
「遠くに飛ばせる力を持っているのが一番。(素材的に)もっと飛ばしておかしくない。今日あたり飛び始めているが、まだまだでしょう」
フリー打撃で下半身の使い方をアドバイスした真弓監督が、期待を寄せた。午後の特打は125スイングで13発。まだまだ未熟だが、開花の兆しを見せ始めている。
前日3日、高知・安芸キャンプにやってきた坂井オーナーが、真弓監督、南球団社長らと食事会を開いた。話題に上がったのが、この21歳だった。10月29日のドラフト会議。巨人・原監督が虎将に近づき「野原将はどうしてますか?」と質問した。3年前、クジで3球団が競合し、中日に堂上直(愛工大名電)を獲られたGが坂本を、Tが野原将を1位と、互いに大型内野手を指名した。現状では大きな差がついているが、決着がついたわけではない。真弓監督は「いけるんちゃうか」と原監督に返事をしたという。未完のままで終わらせるつもりはない。
「監督が(野原将が)いいと言っていたからね」と特打に熱視線を送った南球団社長は「ええやろ。(隣で打った狩野と)2人そろって、期待の星や」と笑顔を浮かべた。
野原将は「監督には下半身の使い方の意識を教わっています。テークバックで尻を後ろに引くクセを直したら、スタンドに(打球が)届くようになってきました」と、手応えを口にした。
総帥に社長に指揮官。さらに敵将まで。この異例の注目度。来季は4年目。
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