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伊那山地の範囲について

 投稿者:河本  投稿日:2018年 3月31日(土)16時47分6秒
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   山地の名称や範囲に、きまりがあるのかどうか。伊那山地は、私の感覚では、伊那谷と、中央構造線が侵食されている谷の間の山地という感じです。ですので、ご指摘の範囲でよいと思いますが、静岡県内の部分は地元の人はどのように呼ばれるのでしょうか。観音山までは長野県飯田市や下伊那郡内や郡境ですが、遠州の人たちは「伊那」と呼ぶのは納得しないかもしれませんね。
 なお、伊那谷の人たちの中には「伊那山脈」「赤石山地」と呼ぶ人もいます。山地は山が集まりひとつにまとまっている地域、山脈は列が連なってひとつづきに連なっているものというイメージでいえば、赤石山地は、主稜線・白根三山-白根南嶺・甲斐駒-鳳凰三山という3列の山脈が集まった山地。伊那山地は幅狭い山脈というのもうなづけます。
 一方では教科書で山脈はロッキー山脈・アンデス山脈・ヒマラヤ山脈・アルプス山脈といった大山脈に使われ、山地というとやや低い小規模なものといった感じもあります。
 じっさいのところ、これという決まった呼び方はないのですね。ただし、10年ほど前に山地と山脈の使い分けについて学校教材の地図帳を出版している帝国書院に問い合わせたところ、以前に国土地理院と文部省が山地の名についてすりあわせを行い、それに準拠しているということでした。帝国書院の地図帳では、山脈は飛騨・木曽・赤石・日高・鈴鹿・讃岐に使われていたと思います。でもなぜ讃岐が山地ではなく山脈なのかということは「慣例」という以上の答えはありませんでした。
 帝国書院の地図帳では「伊那山地」で、学校教育ではそれが使われています。赤石山脈については、地質や地理の論文では赤石山地のほうが多いようです。
 
 
 
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