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地質境界と活断層のちがい

 投稿者:河本  投稿日:2019年11月22日(金)16時31分17秒
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   もし「地質境界としての中央構造線」の位置と、「活断層としての中央構造線」の位置が一致しないということでしたら、それはその通りです。時代もずれ方も違いますから。

 たとえば四国の地質境界としての中央構造線は地表では和泉層群(深部では領家変成岩・花崗岩)と三波川変成岩の境界で、断層面は中角北傾斜です。新第三紀には内帯側が押しかぶさる逆断層でした。一方、活断層としての中央構造線の断層面はほぼ垂直で右横ずれです。震源の深さは10km程度で、そこから中角北傾斜の断層面(地質境界)と垂直な断層面(活断層)で地表へ向かえば、地表面の断層線の位置はかなり離れるはずです。最も離れている愛媛県西部では互いに6km離れて併走しています。

 お近くの糸魚川―静岡構造線でも、早川に露出する地質境界(ほぼ垂直)と、甲府盆地西縁(櫛形山東縁)に露出する活断層(低角西傾斜)とは10km離れています。

 なお、中央構造線も糸魚川―静岡構造線も、地質境界を見るときにはグーグルマップではなく、シームレス地質図を見るのが良い(地質図でなければ地質境界は分からない)と思います。
 
 
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